【アルゼンチン】盛大に敬老会祝う 最高齢97歳 古堅ふみさん


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 在亜沖縄県人連合会婦人部はこのほど、ブエノスアイレスの会館で、第55回敬老会を盛大に開催した。当日出席した敬老者は約300人。最高齢者は97歳の古堅ふみさん(読谷村出身)。敬老者には、記念品として婦人部からタオル、幸地製菓(幸地繁雄社長)からキリストの復活祭に使用する卵型のチョコレートが贈られた。

 婦人部長の仲村アウロラさん(医師)が「敬老者の皆さん、よくいらっしゃってくださいました。婦人部一同、皆さんのご健康を見守り、ご多幸を願ってこの催しを開いています」とあいさつした。
 元県人会長の玉城智さんの音頭で乾杯し、続いて米須清文沖県連会長の祝辞があり、最後に下条善徳さんの謝辞で式は終わった。
 婦人部が準備した折り詰めのウチナークヮッチー(ごちそう)と幸地製菓提供のデザート用チョコレートに舌鼓を打ちながら、野村流亜国支部、筝曲興陽会亜国支部の演奏が花を添えた。
 余興のプログラムは25演目あり、入れ替わり立ち代り歌や踊りが演じられた。子や孫の踊りや歌に見ほれた敬老者らは、日ごろの雑事を忘れて喜んだ。
(新垣善太郎通信員)