来年10月13日開催 第5回世界のウチナーンチュ大会


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 第5回世界のウチナーンチュ大会実行委員会が12日発足し、那覇市の沖縄ハーバービューホテルクラウンプラザで初会合を開いた。大会日程は2011年10月13日から4日間、12日を前夜祭とすることを正式に決めた。

経済界、国際交流団体、旅行・宿泊業界、婦人・青年団体の代表ら96人でつくる実行委会長に就いた仲井真弘多知事は「一般県民が大会に参加する機会を増やす」との方針を表明。実行委参加団体を今後拡大することや、大会の開会・閉会会場を、観客収容人数の多い沖縄セルラースタジアム那覇にする意向を示した。
 前年度イベントとして新たに全国エイサー大会(仮称)に海外県系人子弟らのエイサー団体参加を支援することや「世界のウチナーンチュ大会版・肝高の阿麻和利」公演への支援を予定。これまで実施している(1)グローバル学生会議(2)ジュニアスタディーツアー(3)一校一国運動(4)世界のウチナーンチュ・ホームステイ事業―も行う。
 10年度予算は約2600万円を計上。寄付金や協賛金も募る。
 会合の後、仲井真知事は「来年の大会に向けた諸準備が今日から本格的にスタートするので、県民のご協力とご支援をお願いします」という知事メッセージを発表した。
 県庁内には大会事務局の看板が設置された。