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在亜沖縄県人連合会(新垣定二会長)はこのほど、会館で父の日恒例のすき焼き大会を開催した。恐らくこれは世界一のすき焼き大会ではないかと思われる。
何しろ今回の参加者は260人だが、昨年は400人余りもいたのだ。世界のどこにもそれだけの人数のすき焼きをする所はないものと思われる。会費は50ペソ(約880円)。
牛肉は100キロのほか、卵、豆腐、こんにゃく、葉野菜などいろいろ、およそ店一軒分の食材。4人に1台のガスコンロを置き、一斉に焼くすき焼きは何とも言えないながめだ。会場の真ん中にテーブルを並べてその上に食材を置きそれぞれ取り合う方法を取っている。飲み物は各自で会場奥にある出店で買って来る。そして数時間かけてにぎやかに食べるのである。会員はこのすき焼き大会を一番楽しみにしているようだ。(新垣善太郎通信員)