【フランス】三線サークル大舞台 ジャパンエキスポで演奏


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ジャパンエキスポで三線を披露するサークルメンバー

 ヨーロッパ最大の日本大衆文化展示会「ジャパンエキスポ」がこのほど、4日間にわたりパリ郊外で催された。文化紹介のプログラムの中で、パリ三線サークルが沖縄音楽を披露した。

 この三線サークルのメンバーは昨年、文化庁文化交流使としてパリに2カ月半滞在した古典三線音楽奏者、喜瀬慎仁氏の三線のけいこを受け、師が沖縄に帰った後もけいこを続ける目的で定期的に集まっている。
 安波節に始まり古典、民謡を織り交ぜた公演は、初めて三線を聞くフランス人たちに新鮮だったようで好評を博した。
 三線サークルの発足わずかでのこの大舞台に、メンバーの一人の新城ゆかりさんは「まだまだ未熟で本番は手が震えた。しかしみんなで力を合わせて楽しくできた。このような機会があることで三線は上達すると思うのでこれからも積極的に沖縄音楽、三線を紹介していきたい」と語った。