【フランス】東門沖縄市長が視察 アヴィニヨン演劇祭


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意見交換する東門美津子市長(中央)とアヴィニヨン市のマリ=ジョゼ・ロイッグ市長(右)

 7月11日から3日間、東門美津子沖縄市長ら3人の沖縄市視察団がフランス・アヴィニヨン市で毎年行われるアヴィニヨン演劇祭を視察した。アヴィニヨン演劇祭は60年以上の伝統を持ち、世界的に最も知られた演劇祭の一つ。

 フランス政府がカンヌ国際映画祭と同様に力を入れている。沖縄市は2005年から毎夏、国際児童・青少年演劇フェスティバルおきなわ(キジムナーフェスタ)を主催しており、今回はそのイベントのモデルとなったアヴィニヨン演劇祭にじかに触れようと訪れた。
 滞在中、演劇祭の主催者であるアヴィニヨン市のマリ=ジョゼ・ロイッグ市長を表敬訪問し、沖縄市のキジムナーフェスタを紹介。演劇祭と文化事業の意義についても意見交換した。
 事務局のグレッグ・ゲルマン会長とも面会し、今後両演劇祭がパートナーシップを組んでいけるよう前向きな話し合いが行われた。(大城洋子通信員)