【アルゼンチン】カジマヤー盛大に 安谷屋さん、古堅さん


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カジマヤーを祝福される(左から)安谷屋正俊さん、古堅キクさんら

 在亜沖縄県人連合会(新垣定二会長)はこのほど、ブエノスアイレスの会館で第4回ハナのカジマヤー祝いを盛大に開催した。カジマヤーを迎えたのは安谷屋正俊さん(与那原町出身)と、赤い着物と鉢巻き姿の古堅キクさん(読谷村出身)の2人。一世紀近い人生を喜ぶ400人の祝い客に、そろって元気な姿を披露した。

 新垣会長が「おめでとうございます。これまでの長い人生の中で苦楽を乗り越えて来られ、人生最高の喜びであるカジマヤーを迎えられたことは、私ども後輩にとっても喜びであります」と述べた。
 読谷村出身の整理客ビセンテさんが2世ながら流暢(りゅうちょう)な日本語で祝辞を述べ、続いて与那原町出身の金城リカルドさんがスペイン語でお祝いの言葉を述べた。
 式辞の最後に新里真一さん(元沖県連会長)が祝杯の音頭を取った。
 余興は沖県連婦人部の手作りのウチナークヮッチー(ごちそう)を前に、琉舞や日舞、カラオケなど、久しぶりに祝い気分を満喫させた。舞台が終わりごろになると焼き肉料理が出て皆満足顔だ。
 最後に古堅キクさんの三男の宗元さんが感謝の言葉を述べて午後10時すぎに祝賀会を終えた。
(新垣善太郎通信員)