【ペルー】新役員が就任式 県人会 節目の年向け抱負


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就任式後、記念写真に納まる県人会関係者。前列中央がビクトル安里会長ほか新役員=県人会館

 先の臨時総会で2012年までの続投が決まったビクトル安里会長(北中城村系)ほかペルー沖縄県人会新役員の就任式がこのほど、リマ市郊外の県人会館・西銘順治大ホールで、宇田川雅幸領事、テオドロ津覇日系人協会長、リア坪山日系婦人会長ほか多くの来賓が出席し、厳かに執り行われた。

 本年度から会長は2年の任期に改定された。11年は県人移住105周年、県人会創立100周年、新会館建設30周年という大きな節目の年を迎えることから、祝典を成功に導くためにも会長はじめ新役員の続投が決まった。これらの祝典実行委員長も兼ねてのかじ取りとなる。
 就任式はミゲル久高選挙委員長から臨時総会での会長選挙の結果が報告された後、久高選挙委員長立ち会いの下、会長、新役員、監査役の宣誓式があった。就任あいさつに立った安里会長は「役員、顧問、在ペルー市町村人会長、婦人会の皆さんの協力を得て、祝典実行委員会を立ち上げたい。祝典開催日は11年10月に開催される第5回世界のウチナーンチュ大会も視野に入れて決めたい」と抱負を述べた。
 会長以外の新役員は以下の通り。(敬称略)
 副会長フランシスコ城田、事務局長パトリシア玉城、会計エレーナ崎原、日本語書記ホセ小波津、組織・企画部長ダニエル勝連、インフラ整備部長ハイメ宮城、文化部長リチャード屋宜、留学生担当エリザベス・小波津、行事担当高江州さおり、スポーツ担当ミゲル小波津、渉外担当フェルナンド仲宗根、青年部長カルロス金城、監査役上原良和、同玉城正一、同仲田幸弘(赤嶺光弘通信員)