【アメリカ】興南選手と出会い感動 短期留学の日高さん


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北米県人会の「興南高校歓迎会」に参加、我喜屋優監督と写真に納まる日高眞日子さん=県人会館

 大学の夏休みを利用、40日間の短期留学でカリフォルニア州トーランス市にホームステイし、日本に帰国する前日、北米沖縄県人会主催の「興南高校野球部の歓迎会」に参加できたことを幸運と表現した女性がいる。日高眞日子(まいこ)さんがその人。

 日高さんは1992年、那覇市生まれ。両親とも那覇市出身で、3歳くらいまで那覇で過ごした。その後東京に移住、現在学習院大学に在学している。
 弁論部では、学習院大学が主催する弁論大会で「沖縄普天間基地移設問題の背景」という演題で弁論し、優秀賞を受賞。東京在住の現在でもほぼ毎年沖縄を訪れる。
 帰国前日に興南高校の5人の選手と我喜屋優監督に会って、「彼らの内なるパワーを感じました。興南高校を優勝に導いた我喜屋監督の実力に感服いたしました。感動をありがとうと伝えたい」と語った。
 初めて沖縄県人会を訪ねる機会が持てたことについて、日高さんは「海外にも沖縄の県人会がある、ということを初めて知りました。地域のつながりというのはとても強いものなのだな、と実感しました」と話した。(当銘貞夫通信員)