【ぺルー】創立12周年で祝典 県人会貯蓄組合、組合員1900人に


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リチャード屋宜組合長(左から5人目)を囲んで記念写真に納まる関係者

 1998年にペルー沖縄県人会・会員によって設立された貯蓄相互組合(リチャード屋宜組合長)がこのほど、日系人協会大ホールで盛大に創立12周年記念祝典を催した。

祝典には、在リマ日本総領事館の宇田川雅幸領事、テオドロ津覇日系人協会会長、赤嶺貴子日系婦人会副会長、ルイス前園国立農業大学学長ほか多くの来賓が出席、ともに祝典を祝った。現在資本金は133万4千ソルで組合員数は1900人に達している。5年ごとに開催される「世界のウチナーンチュ大会」に参加する会員に向けて最高60カ月払いの貸し付けをこれまで実施してきており、来年の大会に向けて既に手続きも始まっている。
 県系子弟の学力向上に向けての写生大会なども実施しており、県人会主催のイベントにも積極的に協力している。アメリカのリーマン・ショック以来、送金額は減ってきているものの、日本からの出稼ぎ県系人からの送金業務も扱っている。
(赤嶺光弘通信員)