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任期満了に伴う北米沖縄県人会の会長と理事7人の選挙がこのほど開かれた総会で行われ、新会長に呉屋君子さん(68)が選出された。総会には会員54人が出席、会長候補は呉屋さんら女性2人が指名され、開票の結果、28対23票という大接戦の末、呉屋さんを選出した。
呉屋さんは「(2009年の)北米沖縄県人会創立100周年記念での標語『いちぬいちまでぃん From Generation to Generation』をモットーに若い会員の火を消すことなく会員の増加に努力し、時代に取り残されないようコンピューター・クラスを設置、会員の要望や意見を真摯(しんし)に受け止めて精進していきたい」と語った。
呉屋さんは宜野湾市出身。1962年にハワイへ留学のため渡米、ハワイアン・ミッション・アカデミーを卒業した。その後ハワイで就職、米国本土へと渡り、日本語学校教師として25年間勤務した後、2010年6月に退職した。11年に開かれる第5回「世界のウチナーンチュ大会」に北米沖縄県人会員を代表して出席できる機会を今から待望している。
(当銘貞夫通信員)