【ぺルー】あの歌懐かし 30組、自慢の喉響かせ


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今年で3回目の出場となり「夢の彼方」を熱唱した福田進公使兼総領事

 今年18回目を迎えた「懐メロ歌の競演」がこのほど、リマ市郊外の県人会館・西銘順治大ホールで県人会(ビクトル安里会長)が主催して開催された。1世から4世の子どもも含めた30組が参加して、自慢の喉を披露した。

 開始時間前から会場は懐メロファンでいっぱいになった。在ペルー日本大使館の福田進公使兼総領事、宇田川雅幸領事らが出場、得意の歌で会場を盛り上げた。
 参加者中最高齢は伊礼英夫さん(84)で「名月赤城山」を情緒たっぷりに歌い、最年少の比嘉スエミさん(9)は「東京キッド」を歌い上げ、会場から大きな拍手が送られた。
 後半はベテラン組が往年のヒット曲「好きになった人」「星影のワルツ」「さざんかの宿」「昔があるから」などを熱唱、聴衆を大いに魅了し、4時間に及ぶ歌の競演は盛況のうちに幕を閉じた。
(赤嶺光弘通信員)