【アルゼンチン】ルーツ知りたい ジュニアツアーに9人受験


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ジュニアスタディーツアーの参加を希望する若者を面接する関係者

 2011年7月に実施されるジュニアスタディーツアー(沖縄県主催)の面接がこのほど、沖縄県人会館で行われ、アルゼンチンからの推薦枠2人に9人が受験した。受験生は沖縄に身元保証人が必要との少し難しい条件の中、熱心にアピール。面接は県人会幹部とジュニアスタディーツアーの元参加者が行った。

 ある受験生の親は「私には5人の子がいるが、姉たちが沖縄に行ったことがあり、昔から話を聞いて沖縄に以前から興味があったようだ。ちょうど祖母がいるので、緊張せずに頑張ってくれたら」と話してくれた。ある受験生は「沖縄に行けるかもと思い緊張した。もし沖縄に行けたら、踊りと自分のルーツを少しでも知りたい」と笑顔で語ってくれた。
 ジュニアスタディーツアーは海外の沖縄県系人子弟と県内の中学・高校生が、自然体験や平和学習、歴史・文化を一緒に学ぶ。
(知名致通信員)