【アルゼンチン】芸能で復興支援 チャリティー公演に1500人


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在亜沖縄県人連合会などが主催した東日本大震災被災者支援チャリティー公演=ブエノスアイレス市内

 東日本大震災被災者支援チャリティー公演(主催・ブエノスアイレス市政府、在亜日系団体連合会、在亜沖縄県人連合会)がこのほど、ブエノスアイレス市内の目抜き通り五月大通りで行われた。会場は日系人をはじめアルゼンチン人らで埋め尽くされ、約1500人(主催者発表)の観衆が公演を楽しんだ。

 琉球國祭り太鼓のミルクムナリなどの演舞の後、宮城流和美の会の内間キヨ子琉舞研究所の琉球舞踊、玉城流翔節会の大庭キク琉舞道場の琉球舞踊、沖縄に留学経験のある学生を中心に活動している琉球サプカイの三線、円の会の山本美佐子舞踊研究所の子どもたちによる演舞などがあった。
 またカラオケやタンゴ歌唱、白百合会、杏の会、F・バレーラ日本語学校生徒の日本舞踊、イタリアの民族舞踊、ペルーの踊り、イスラエルの舞踊があり、さまざまなコミュニティーの参加で盛り上がった。ブエノスアイレス市長やアルゼンチン文化相も観覧した。演目と並行して、義援金の受け付けも行われていた。(知名致通信員)