社会

ニューカレドニア、沖縄の家着工 県系人の交流拠点に

「沖縄の家」の建設予定地について説明する沖縄日系人会のジャンピエール・ゼンコロウ会長=4月22日、フランス領ニューカレドニア・ポワンディミエ市内

 「天国に一番近い島」と呼ばれる南太平洋のフランス領ニューカレドニアの沖縄日系人会(ジャンピエール・ゼンコロウ会長)はこのほど、沖縄県系人同士の親睦を深めるとともに移民の歴史を学べる「沖縄の家」の建設に着手した。

 ニューカレドニアには900人近くの県人が出稼ぎ移民として渡り、現在も県系人が推定1500人いるとみられる。ゼンコロウ会長は約340平方メートルの土地を確保し、今年夏までには完成させる考えだ。
 「沖縄の家」はニューカレドニアの本島に当たるグランドテール島の北部に位置するポワンディミエ市の風光明媚(ふうこうめいび)な河口近くに建設される。建物内にはレストラン、集会室、展示室兼事務室が設けられる。ニューカレドニア北部州政府から建設費に約300万円の補助を受ける。
 沖縄日系人会は2007年にポワンディミエ市を中心に発足。今年10月に開かれる第5回世界のウチナーンチュ大会に大会目的としては初参加する。ポワンディミエ市長兼北部州知事ら50人が来沖。来年7月には現地で日本人移住120年祭が予定されている。
 沖縄側の沖縄ニューカレドニア友好協会(三木健会長)は移住120年祭に約30人参加する予定で「沖縄の家は友好のシンボルだ。有効に活用し、交流の場として発展するよう応援していきたい。現地で県系人が創設・経営するホテル『ナハシ ホテル』に次いで話題を呼ぶだろう」と喜んでいる。日本人移住祭では「沖縄の家」で展示会を開催し、展示物を寄付する考えだ。(新垣毅)
英文へ→Okinawan House to be constructed in New Caledonia as a center for friendship



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