【フランス】大城会長が再選 県人会


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 在フランス沖縄県人会はこのほど、パリオペラ座近くで年度末懇親会を開き、併せて新役員選挙も行った=写真。3月11日の東日本大震災を受けて、黙とうから始まった。

会の前半の話題はもっぱら震災関連となり、遠く故郷を離れているだけに、直接手を差し伸べられないもどかしさと、今後の日本を心配する声が多く聞かれた。
 今年は県人会の3年ごとの役員交代の年であるため、他の立候補者なしということで拍手承認という形で大城洋子会長が再選された。大城会長は「10月には沖縄県で世界のウチナーンチュ大会もあり、県人会活動も例年より積極的に行われる年。さらに今後は県人同士の交流のみならず、フランスでの沖縄文化紹介にも貢献できる県人会に成長させたい」と抱負を述べた。(大城洋子通信員)