【イギリス】音楽に国境なし 下地勇さんら地域住民と交流


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地元住民らとの交流で、ギターを手に熱唱する下地勇さん(前列左から3人目)=ロンドン市内

 県出身シンガーの下地勇さんのヨーロッパツアーがこのほど行われた。英国では、ロンドンとリバプールのライブハウスで公演が行われ、そのツアーに併せて、地元住民との交流を深めたいとの思いから、ロンドン南東部ブロックリーのダミアン・プラットさん宅で地元住民や、ロンドン三線会など、県関係者の協力でパーティーが行われた。70人を超える住民や地元ミュージシャンとのセッションで交流を深めた。

 下地さん一行は、当日ロンドンFM局の生放送後に参加。ツアーに同行したカチンバ1551の大城太郎さんは「音楽に国境はないと再認識した」と語った。
 主催のダミアン・プラットさんは「僕は沖縄婿でもあるし、沖縄には沢山の友人や親戚、家族がいる。そんな愛する沖縄の文化を、自分のホームのロンドンで紹介できたことはうれしいし、子どもたちの誇りにつながる」と感想を述べた。(森田恵美子通信員)