ウチナーンチュ大会PRへ 県南米キャラバン隊が出発


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世界のウチナーンチュ大会をPRするため、南米に出発した県のキャラバン隊=19日午前9時45分ごろ、那覇空港VIPルーム

 

第5回世界のウチナーンチュ大会をPRする県の南米キャラバン隊・南米県人会創立記念式典訪問団が19日午前、那覇空港を出発した。出発式で上原良幸県副知事は団員9人を代表し「沖縄の生き方は万国津梁が基調だ。世界に約40万人いるウチナーンチュネットワークの利点をどう生かすかがキーワードだ」と強調した。

ほかのメンバーからは「県系人との意見交換で南米との交流が一層進む事業を考えたい」などの抱負が聞かれた。
 キャラバン隊は現地時間の20~28日までの間、ペルー、ボリビア、アルゼンチン、ブラジルの順で4カ国を訪問しウチナーンチュ大会の説明会を開いて大会をPRする。各県人会の、ペルー100周年、アルゼンチン60周年、ブラジル85周年、それぞれの創立記念式典にも参加する。
 第5回ウチナーンチュ大会は沖縄セルラースタジアム那覇を主会場に、10月12日前夜祭、13日から4日間、繰り広げられる。【琉球新報電子版】