社会

町村慶祝団「遠く離れても絆」 ブラジルで中城村出身者ら交流

 【ブラジル・サンパウロ市26日宮城久緒】ブラジル県人会創立85周年記念式典に参加するためブラジル入りした町村長らで構成する町村慶祝団の歓迎懇親会が26日、町村別にサンパウロ市内のレストランなどで個別に行われた。毎年、ブラジルから海外移住者子弟研修生を受け入れている中城村は同市内の同県人会支部で約70人の村出身県人が参加して開催。浜田京介村長と比嘉明典議長を伝統的なブラジル料理でもてなした。

 歓迎あいさつで県人会の与那嶺朝昭事務局長は、村の研修制度に触れ「沖縄から戻ってきた研修生は地元でも各分野で活躍している。今後も継続してほしい」と要望した。
 浜田村長は「遠く離れていても同じ中城村生まれとしての絆を感じる。今後もこういう交流を続けていけたら」と話した。
 2010年の研修生として村で文化や日本語を学んだ上原エリカ里美さん(20)は「研修は忘れられない思い出になった。ウチナーンチュ精神を次の世代につなげていくために、私たちより若い世代にもウチナーンチュであることを誇りに思ってもらえるような活動をしていきたい」と力を込めた。