ワイキキのカピオラニ公園で4日に開催された第29回沖縄フェスティバルで、宮城清氏率いる沖縄民謡協会のメンバー20人が、10月の世界のウチナーンチュ大会に行われる「イヤサッサ 踊らな」(琉球新報社主催)の踊りを披露した。
フェスティバル2日目のこの日午後、大勢の観客が見守る中、メンバーは真っ赤な「イヤサッサ 踊らな」シャツで、会場の野外ステージに並んだ。
世界のウチナーンチュ大会参加者で20人のグループをつくり、独自の振り付けで、踊りを競い合うというイベント概要を、宮城氏が紹介。「ハワイ独自のユニークな振り付けをぜひ沖縄で披露してほしい」と参加を呼び掛けた。
宮城氏のリードで、観客に振り付けを丁寧に紹介した後、ステージいっぱいに音楽に合わせて踊った。メンバーの息の合った踊りに、観客は興味深く見入っていた。
司会を務める宮平リンさんは「いろいろな国の振り付けがコンテストで披露されるのは大変楽しみだ」とコメント。コンテスト概要のサイトを詳しく説明し、参加を呼び掛けた。
(名護千賀子通信員)