多くの県民参加して ウチナーチュ大会出演者ら呼び掛け


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第5回世界のウチナーンチュ大会への多くの県民の参加を呼び掛ける出演者ら=21日、県庁

 10月13日に開幕する第5回世界のウチナーンチュ大会で、大会出演者らが21日、県庁で会見を開いた。歌手の古謝美佐子さんや同大会若者・学生事務局長の玉元三奈美さん、大会テーマソングや大会の音楽演出を手掛ける新垣雄さんらが大会への意気込みを語り、広く県民の参加を呼び掛けた。

 13日の開会式で歌を披露する歌手の古謝美佐子さんは「世界地図ではつまようじの先ほどの沖縄だが、そこから沖縄の人々が世界に行っているのは誇らしい」と語った。
 「グローバル次世代プロジェクト」として14日に、沖縄出身者の世界ネットワークを継承する方法をテーマに国際会議を開く玉元さんは「若者が100年の移民の思いを受け継ぎ、大会にぶつけたい」と語った。
 大会テーマソング「ニライの彼方」を作詞作曲した新垣雄さんは「歌い手は14歳の女の子。彼女が過去と未来をつなぐ素晴らしい役割を務めてくれると思う」と語った。
 平田大一文化観光スポーツ部長は「とにかく世界とウチナー(沖縄)が激しく交流する命の祭りになることを期待している」と述べた。