【アメリカ】北米県人会に意識調査求め 琉大の金城、山里教授


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北米沖縄県人会役員に調査依頼をする金城教授(左から4人目)と山里教授(同5人目)=ロサンゼルスミヤコ・ホテル

 北米沖縄県人会員に「2011年度 日本・世界のウチナーンチュ意識調査」をしてほしいと、南米の調査を終えた琉大の金城宏幸教授と山里純一教授が、このほどロサンゼルスで県人会役員と面会した。

同教授らはまた、第5回世界のウチナーンチュ大会時に開催する「国際フォーラム」への参加を要請した。
 調査にあたって金城教授は「世界にいるウチナーンチュの交流や、発展に役立てることを目的にしている」と説明した。沖縄の文化や交流に対する意見、言語、日ごろの考え、沖縄の将来などが主要な質問事項。後日集まった資料を基に5カ国語にまとめて本の出版とウェブサイトで発表の予定。
 国際フォーラムは「人の移動と21世紀のグローバル社会」―海外日系紙記者のみた移民社会―と題して、ブラジル、アルゼンチン、ハワイなどの日系新聞記者が発表者となる。10月14日にパレット市民劇場で開催される。(当銘貞夫通信員)