海外・県外合わせて約6千人の県系人が結集する第5回世界のウチナーンチュ大会は12日午後4時から、23カ国2地域の参加者がそれぞれの国や地域の民俗衣装やおそろいのコスチューム、踊りを披露しながら那覇市の国際通りをパレードした。
ブラジルからはサンバ隊が約千人を率い、太鼓のリズムに合わせ軽快なステップを踏んだ。ハワイの一行は鮮やかな衣装でフラダンスを舞った。笑顔で手を振る様子に、沿道に詰めかけた大勢の県民は大きな拍手やハイタッチでこたえ、熱気に包まれた。13日午後5時からは、沖縄セルラースタジアム那覇で開会式が開かれ、16日までの4日間、多彩な交流イベントを繰り広げる。【琉球新報電子版】