チャンプルー交流祭 歌、踊りで沖縄に触れて


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華やかな伝統芸能が繰り広げられたチャンプルー交流祭=那覇市の沖縄セルラースタジアム那覇

 

第5回世界のウチナーンチュ大会の関連イベントとして、「チャンプルー交流祭」が14日午後、那覇市の沖縄セルラースタジアム那覇で開催された。沖縄の伝統芸能や軽快なロック・コンサートなどがステージ上で繰り広げられ、ウチナーンチュらが交流の輪を広げた。

 メーンステージでは、米国から来県した「本竹絹子琉舞研究会USA」が伝統芸能を披露。会場は華やかな雰囲気に包まれ、手拍子が鳴り響いた。
 音楽に合わせ手をたたいていた中城村在住の女性は「素晴らしいステージ。後ほど米国から帰ってくる義理の姉も出演するので、楽しみ」と話していた。
 別のステージでは歌手の甲斐聖子さんがバラード調の曲を熱唱。甲斐さんが歌う曲の作曲を担当した田中みゆさん=浦添市=は、傍らでステージを見守った。「東日本大震災の被災地に向けて思いを込めた歌もある。ぜひ海外のウチナーンチュにも聞いてほしい」と力を込めた。【琉球新報電子版】