市町村で歓迎の輪 交流イベント多彩に


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「那覇市いちゃりばチョーデー交流パーティー」で、手を振りアピールするブラジルの県系人ら=14日午後8時ごろ、ロワジールホテル那覇(桑原晶子撮影)

 第5回世界のウチナーンチュ大会は2日目の14日、那覇市をはじめ自治体主催の歓迎交流会が18市町村で開催されたほか、奥武山運動公園では国際親善ゲートボール大会、武道館では空手道・古武道交流祭などが行われた。大型バスを貸し切ってふるさと巡りツアーも各市町村であり、県系人らは様変わりした沖縄を実感。メーン会場の沖縄セルラースタジアム那覇ではチャンプルー交流祭が開幕。琉舞や太鼓をはじめロック、ジャズとオールジャンルのライブステージで盛り上がった。

 宜野湾市の沖縄コンベンションセンター会議棟では国内外の企業や団体など76社が出展する「ワールドビジネスフェア」が開幕。IT関係やバイオ分野、泡盛などの飲食関係の企業が自社製品をアピールし、ビジネスチャンスを狙う。同センター劇場では国内外で活躍するアーティストが出演するコンサート「NIPPONIA」(ニッポニア)が開催された。
 県立博物館・美術館では移民資料展が、沖縄セルラースタジアム那覇の2階スタンド下でも県系人を資料や映像で紹介する「世界・平和・未来展」が、いずれも16日まで開催されている。