社会

「沖縄の家」が落成 ニューカレドニア300人が開所式

ニューカレドニアに完成した「沖縄の家」の落成式で踊る現地の人々=12日、ポワンディミエ市(沖縄ニューカレドニア友好協会提供)

 ニューカレドニア沖縄県人会の集会室や展示室などを備えた施設「沖縄の家(メゾン・ドキナワ)」の落成式が12日、同地のポワンディミエ市で行われた。開所式にはマリージョゼ・ミッシェル日本国名誉領事、ポール・ネアウティン同市長・北部州知事ら約300人が出席。沖縄県系人の憩いの場とともに、ニューカレドニアと沖縄の親交の中心となる拠点の完成を祝った。

 「沖縄の家」を発案し、土地を提供したのは、祖父が名護市出身の3世で沖縄日系人会前会長のジャン=ピエール・ゼンクロさん(58)。沖縄との親交や交流促進を目的とした施設として準備を進めてきた。
 落成式でニューカレドニア沖縄県人会のイヴァン・オブリ会長は「みんなでこの家を守り続け、交流に役立てたい」とあいさつ。沖縄ニューカレドニア友好協会の三木健会長は「『沖縄の家』の『沖縄』には『大きな輪』という意味も込めている。交流の輪を広げていこう」と述べた。三木会長は仲井真弘多知事と稲嶺進名護市長のメッセージも読み上げた。
 落成式ではネアウティン市長、オブリ会長、三木会長らがテープカット。現地の人々がタヒチアンダンスなどを披露した。会場には第5回世界のウチナーンチュ大会の写真なども展示され関心を集めていた。
 落成式に出席したゼンクロさんは「守り続けてきた土地に念願の『沖縄の家』が完成し喜んでいる」と笑みを浮かべていた。

英文へ→300 people attend the opening ceremony of the Okinawan House built in New Caledonia