【ワシントンDC】新年会で交流深める 沖縄会80人、和気あいあい


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和やかな雰囲気で新年を祝った新年会=バージニア州のマイヤーベース

 ワシントンDC沖縄会の新年会がこのほど、バージニア州の郊外にあるマイヤーベースのホールを貸し切って開かれ、約80人が参加して、和気あいあいと懇談しながら新年を祝った。

同会の恒例の行事は春の新春会と秋のピクニックの二つだったが、昨年から新しい試みとして新年への会員らの新たな思いを共有し親睦を図る目的で1月に新年会を開催。それが好評だったため、今年も行われた。
 各テーブルには新年らしく華やかな花が飾られ、ステージでは、沖縄音楽の映像、サイドテーブルには、すしや昆布巻き、黒豆、餅等のお正月料理などが並べられた。会場には、着物姿の女性たちや女の子の姿も見られ、会員たちは、新年のあいさつを交わしお正月気分で華やいだ。
 会長のあいさつの後、出席者全員でサイダーでの乾杯。おいしい料理に舌鼓を打ちながら昨年の世界のウチナーンチュ大会の映像を見た。ステージでは踊り、三線と唄、そして、カラオケが始まった。また今年はビンゴゲームを出席者全員で行い、会場は歓声とため息が入り交じっていた。
 本年度の役員が紹介された。会長は真栄城美枝子さん、副会長はベティー・平良さん、書記は晶子・クリフォードさん、第二書記はヘレン・富士子・ヤマダさん、会計は厚子・ラッセルさん、第二会計はラリー・ケリーさん、文化部長は金城みのりさん、第二文化部長は金城翔太さん。
 真栄城会長は「ワシントンDC沖縄会は、メンバーに教育の機会を与える目的で奨学資金を支給し、沖縄の文化伝統への理解を深めることを目的として発足された。沖縄会で一番大切な事は、沖縄の精神文化イチャリバチョーデー。その精神を忘れず楽しく仲良く明るい沖縄会を育てていきたい」と抱負を語った。
(鈴木多美子通信員)