【ペルー】辰年に飛躍誓う 新年祝賀会、年男年女は60人


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新年の門出を祝って「乾杯」「サルー」を唱和する祝賀客=リマ市の県人会館・西銘順治大ホール

 2012年の幕開けを祝うペルー県人会(ルイス嵩原会長)と婦人会(諸見里美恵子会長)恒例の合同新年祝賀会が8日、リマ市郊外の県人会館・西銘順治大ホールで盛大に催された。

 祝賀会には在ペルー日本大使館から小武海紀人領事、ルイス上村日系人協会会長、オルガ岡日系婦人会会長、日系人協会顧問ほか500人ほどの会員が出席、共に新年の幕開けを祝った。
 嵩原会長は「昨年は3月に発生した東日本大震災へ義援金を届けたのと、8月の県人会創立100周年、10月の第5回世界のウチナーンチュ大会へ300人以上の参加を得たことなど、多くの方々のご協力とご支援をいただき、深く感謝します。今年は辰(たつ)年でもあり、昇り竜のごとく飛躍の年にしたいと思います」と謝意と今年の意気込みを述べた。
 今年も在那覇ペルー名誉領事館の呉屋守将名誉領事から、新年に向けての激励のあいさつ文が届き、仲田幸弘顧問から紹介された。今年辰年を迎えた年男、年女は60人と多く、それぞれに竜の焼き物がプレゼントされた。
 元県費留学生らによる「かぎやで風」で余興の幕が切って落とされ、16組の琉球舞踊、歌・三線が次々と披露され大盛況だった。
 (赤嶺光弘通信員)