【フランス】県人会が盛大に新年会 活動の充実誓う


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
新年会に集まった県人会メンバー=パリ市内

 在フランス沖縄県人会の新年会が1月29日、フランス・パリのオペラ座近くにあるエーエーエー学院で開かれた。今年は古参のメンバー以上に新規会員メンバーの多い新年会となり、新生県人会の幕開けを感じさせる会となった。

 今年は在フランス日本大使館から、正木靖公使夫妻も参加。さらに2月2日からフランス国立水族館で始まる沖縄の海を撮影した伊東昭義氏の展示会の宣伝のため、展示会のコーディネートを務める埼玉在住の画家の比嘉美津子さんが八重山かまぼこ、タンカンを持参し日本から駆け付けた。懐かしい味と比嘉さんの底抜けの明るさで大いに会を盛り上げた。持ち寄りの食べ物、飲み物で楽しく歓談している中、昨年から不定期で行われている三線サークルのメンバーの練習曲、副会長でピアニストの赤嶺七奈子さんのピアノ演奏も披露された。
 終始和やかなムードで行われた新年会。大城洋子会長は「今後は在フランス沖縄県人のみの会ではなく、沖縄の窓口となるような会となるべく、三線会の定期練習会の充実や県系人以外の入会希望者の受け入れ、フランス語でのサイトを設立したい」と語った。(大城洋子通信員)