社会

【キラリ大地で】アメリカ 山野流着装教室事務局長・押元末子さん

9人の新奥伝講師と山野流着装教室役員ら。前列右から4人目が押元末子さん。3人目が山野愛子ジェーン宗家=米カリフォルニア

◆着物文化広める/技術向上目指し日米往復
 第5期山野流着装教室総会・奥伝伝達式が3月24日、米カリフォルニア州ビバリーヒルズのホテル・モンタージュで開かれた。今期新たに9人の奥伝講師が誕生、授与式が行われた。国際美容協会山野流着装教室の主催で、日本から宗家の山野愛子ジェーンさんも応援に駆け付け、着物の持つ素晴らしさを紹介し、新たな9人の奥伝講師を激励。同着装教室事務局長の押元末子さん(旧姓上間、北中城)のたゆまない努力と功績を称賛した。

 伝達式は、ハリウッドのコスチューム・デザイナーとして活躍する「末広着物エージェンシー」社長の押元さんが主催した。
 押元さんが着装教室をロサンゼルスで始めたのは6年前。生徒数は多くなり、3期生が卒業したころからはガーデナ市に住み、今年からはハリウッドに住んでいる。
 1992年、初代山野愛子さんから最初の着付師資格を取得後、琉美インターナショナルビユティーカレッジ(呉屋良昭理事長)で着付け講師を務め、同時にテーブルコーディネートなどを教えるクラスを開講。エステサロンのオーナーとして活躍する傍ら、建築、カラーコーディネート、華道、日本舞踊を学び、フラワーアレンジメントの資格を取得。99年に渡米し、ラスベガスへ移り住む。渡米のきっかけは「このままでは終わりたくない」という思いと語学を学ぶためだった。2005年、山野流着装教室カリフォルニア支部の事務局長に就任した。
 年に数回は必ず、山野本社ビルのある東京や、兄弟が暮らす沖縄へ帰る。特に昨年は、ほぼ月1回のペースで日本とアメリカを往復した。日本の新しい流行を捉え、さらに技術の向上を目指し、勉強のために沖縄に帰る。「夏には山野美容専門学校で行われるサマーシンポジウムという勉強セミナーに参加したり、10月に行われる着付けの全国大会で審査員を務めたりしている」と話した。
(当銘貞夫通信員)



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