【イギリス】英国アート展で演奏へ ロンドン沖縄三線会


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「LOOCHOO展」のオープニングパーティーに向け、三線の練習に打ち込むロンドン沖縄三線会の会員たち=英国ロンドン大学内

 4月25日から英国ロンドンで開催されるアートプロジェクト「LOOCHOO展」のオープニングパーティーに向け、ロンドン沖縄三線会の練習が毎週土曜日、ロンドン大学内(SOAS)で行われている。同展には沖縄から13組のアーティストが参加する。同会は、オープニングパーティーで参加アーティストの三線とピアノのデュオ「ラコルド」と演奏する。

 ロンドン沖縄三線会は県出身者だけでなく、三線や沖縄音楽愛好家の集まりで、これまでも毎年6月に開催される『おきなわデー』や県ミュージシャンのロンドン公演などをサポートしてきた。
 この日の練習では、パキスタンや台湾出身の会員と「てぃんさぐぬ花」や「童神」などさまざまな沖縄音楽の練習に打ち込んだ。
 練習に参加した関戸芳二さん(67)=東京都=は「転勤先の沖縄で、沖縄音楽に出合った。三線を手にしたのはロンドンに来てからだ。弦が3本しかないので、始めるにはとっつきやすいが、今はその奥の深さにますます魅力を感じている。ラコルドとの共演が楽しみだ」と熱く語った。
(森田恵美子通信員)