【アメリカ】食事、舞踊を堪能 北米県人会婦人部が親睦会


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北米沖縄県人会婦人部の新春親睦会の余興で、琉球民謡の数々を披露した「朝一会LA支部」のメンバーたち=3月4日、米ガーデナー市の北米沖縄県人会山内ビル

 北米沖縄県人会婦人部恒例の「新春親睦会」がこのほど、米ガーデナ市の北米沖縄県人会山内ビルで開かれ、115人が出席した。芸能部メンバーは舞踊、民謡を披露し、婦人部会員はカラオケ、くじ引きなどでにぎわった。

役員手作りのソーキ冬瓜スープや弁当が振る舞われ、会員はくじ引きで得た商品をお互いに見せ合いながら、楽しい午後のひとときを過ごした。1954年に発足した婦人部は、ことしで58年目を迎え、歴年婦人部長17人、会員も190人余に増えた。
 ことしの行事は6月にはメーキャップアーティストのターナー奈良佳織里さんの講演、8月には沖縄料理クッキング、9月にクラフト講習、10月は一泊旅行などを予定している。
 婦人部長2年目の島美恵子さんは「昨年、初の試みとして“食べ歩き”を行った。上地勝也氏経営のすしと鉄板ステーキで名高い“レストラン・カツヤ”だったが、とても好評なのでことしも計画している。県人会の多忙なスケジュールと調整しながら、前部長の築いてきた功績を受け継ぎ、会員を増やし、より楽しい部にすることが部長の務めだと思う」と抱負を語った。
 呉屋君子県人会長は「今後、盛りだくさんの行事を予定しており、より楽しい婦人部になると確信しているのでどうぞ、今後とも頑張ってください」と激励した。
 第4代目婦人部長として活躍した神谷美子(よしこ)さんが1月25日に他界した。神谷チャーリー元県人会長夫人で、婦人部顧問として県人会に大きく貢献した。2004年には日系市民協会から日系社会に貢献したとして表彰された。参加者一同で、冥福を祈って黙祷を捧げた。
(当銘貞夫通信員)