【ワシントンDC】古里の芸能次々披露 沖縄会が恒例の新春会


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沖縄の踊りなどを楽しみ、盛り上がるワシントンDC沖縄会の新春会=米国バージニア州郊外

 ことしも恒例のワシントンDC沖縄会(真栄城美枝子会長)の新春会がバージニア州郊外の公立学校を借りて盛大に行われた。沖縄や他州からも県人が駆け付け、360人余の観客でにぎわった。

 プログラムは、地元玉城流金城平枝道場の門下生による「踊ぃくゎでぃーさー」で幕開けし、地元で活躍する玉城流翔節会美智子の会の教師大野ももさんが「若衆くてぃ節」を披露した。
 沖縄からのゲスト出演者は4グループで会を大いに盛り上げた。まず琉球民謡伝統協会の松絃流家元の新垣松秀さんと大学生の長嶺南海花さん、高校生の上原百合子さん、そして中学生の新崎綾女さんが「宮古根カイサレー」や「志情ぬ手水」などを歌い、民謡の醍醐味(だいごみ)を伝えた。立津義紀さんは「とうばらーま」などを情感込めて歌った。
 玉城流翔節輪の会の会主の知念範紺さん、當間光子さん、仲間悦子さん、国吉優子さんが「太鼓囃子」や「谷茶前」を舞い、柳清本流綾園好枝乃会の会主、宮平好枝さんと渡慶次葉末子さん、玉城流翠腺扇会のみどり・ハップグッドさんは「貫花の踊り」と「夏姿」を披露した。
(鈴木多美子通信員)