【ペルー】山城、小波津氏 功績たたえ表彰


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記念のプレートを手に記念撮影に応える(左から)ホルへ・アキラ山城氏夫妻とミゲル・小波津氏=ペルーの沖縄県人会館・西銘順治大ホール

 ペルー沖縄県人会(ルイス嵩原会長)は5月27日、リマ市郊外の県人会館・西銘順治大ホールで、長年、文化・スポーツの分野で貢献してきたホルへ・アキラ山城氏(大宜味村系)とミゲル・小波津氏(西原町系)の功績をたたえる表彰式を盛大に開いた。

 アベル・フクモトペルー日系人協会会長、オルガ・オカペルー日系婦人会会長、エレーナ・石松ペルー沖縄婦人会会長ほか各団体代表や多くの祝賀客が参加した。
 セレモニーであいさつに立った嵩原会長は、長年文化活動を通して沖縄の伝統芸能の普及・継承に尽力し、貢献してきた山城氏と、スポーツを通して県系・青少年の心身の向上に貢献してきた小波津氏をたたえ、記念のプレートを授与した。
 来賓の石松沖縄婦人会長、オカ日系婦人会長、フクモト日系人協会長からも祝福の言葉があり、最後は県人会顧問の親川義一氏から、高らかに「乾杯・サルー・カリー」が唱和され両氏の功績をたたえた。
 山城氏はカヤオ市生まれ、元在ペルー大宜味村人会会長、元ペルー沖縄県人会文化部長、現日系人協会文化部長、沖縄婦人会コーラス部、カヤオ2世協会コーラス部の指導にも携わっている。
 昨年、新ウチナー民間大使に任命され、地方へ沖縄文化普及のためのキャラバン隊を派遣し、地元から大好評を得た。
 一方、小波津氏はリマ市生まれ。元在ぺルー西原町人会会長、パシフィック・スポーツクラブのサッカー部長などを歴任。県人会運動部長として十数年間務め、県系青少年の心身の向上に貢献してきた。(赤嶺光弘通信員)