【アメリカ】世界若者ウチナーンチュ大会 来年7月、ロスで


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世界の若者ウチナーンチュ大会の今後の在り方について説明する玉元三奈美代表(奥側中央)、比嘉千穂事務局長(同左、琉球大3年)、アシスタントの與那覇紀子さん(同右、沖国大3年)=10月8日、北米沖縄県人会事務所

 「第2回世界若者ウチナーンチュ大会」が2013年7月に米カリフォルニア州ロサンゼルスで行われることが決まった。

10月2日の北米沖縄県人会理事会で討議・検討され大会実行委員長に山内優子さん、コーディネーターに山内ヒロシさんが選出された。
 10月8、9日には世界若者ウチナーンチュ連合会沖縄本部の玉元三奈美代表と比嘉千穂事務局長が大会を推進するために視察や情報収集を兼ね、ブラジルでの第1回大会の経験や今後の方針などを説明した。
 ロサンゼルスへ来る前にワシントンDC、ニューヨーク在住の県系人と会い、ロサンゼルスでの開催に協力を要請した。これまでの費用は全て自分たちでアルバイトや基金募集、会社回りをして寄付を募ったという。ロサンゼルスでの4日間の滞在は、北米沖縄県人会会員の藤本節子さん宅でホームステイした。
 玉元さんらは「昨年沖縄で開催された世界のウチナーンチュ大会に初めて参加し、ウチナーンチュのチムグクルを感じ、感謝の気持ちを表現したいと心に誓った。世界の若者を集めて将来を担っていける人材育成に取り組み、若者同士をつなげたい」と開催への意気込みを語った。
(当銘貞夫通信員)