平安座原油流出、異臭の測定実施 数日中に結果判明


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 うるま市与那城平安座の石油備蓄基地沖縄ターミナルで発生した原油流出事故の影響により異臭が出ている問題で、うるま市と沖縄市は10日、両市役所で異臭を測定する環境調査を始めた。沖縄ターミナルによると測定結果が出るのは2、3日後になる見通し。

同社は同日、ふたが破損し原油が流出したタンクから、別のタンクに原油を移し替える作業を開始。作業は順調に進んだという。
 同社の担当者は「作業は問題なく進んだ」と話した。作業は最短であと15日間かかる見通し。うるま市消防本部が大型高所放水車、大型化学消防車など計6台、消防士15人を派遣し作業に立ち会った。