【フランス】石垣焼の魅力紹介 金子さん、パリの見本市参加


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来場者に石垣焼を説明する金子さん(右)=パリのルーブル美術館内の展示スペース

 パリのルーブル美術館内の展示スペースで11月8日から11日まで行われた国際文化遺産見本市で、石垣市在住の金子晴彦さんの作品、石垣焼が日本で唯一、出展された。

一般的な商業ベースの見本市とは異なり「職人技」「一流職人の仕事を展示」するこの見本市は工芸品のみならず、歴史的建造物の修復を行う職人の工房も多数出店しており、特にヨーロッパの人間国宝級の仕事が見られる見本市として有名だ。
 石垣焼の美しい青色は来場者の目を引き、フランスのプロ手職人の協会のアトリエダ―ル・フランス会長、セルジュ・ニコル氏はこの美しい色合いが自然の産物から生まれることに驚嘆し絶賛した。金子さんは、一流の職人たちとの交流で手応えを感じたようだった。(大城洋子通信員)