カツオの魅力存分に 渡久地港初の「夜市」、キッチンカーも


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 【本部】カツオ漁でにぎわった渡久地港の再興を目指し、カツオの創作料理などを通して、地域活性化を目指す「第1回もとぶみなと夜市」(同町商工会青年部主催)が22日、渡久地港プロムナードで行われた。

 夜市ではカツオの串揚げや、地元のカツオを使ったそば、生利節とトマトを煮詰めたソースを使用したバーガーなどが販売された。多くの人々が寒空の中、温かいカツオ料理に笑顔で舌鼓を打った。ステージでは町内を中心に活動するダンスチーム「Motto Bull(モットブル)」のダンスや、「もとぶそばボーイズ」のライブ演奏なども行われ、盛り上がった。
 カツオ料理のPRを目的に、一括交付金を活用して製作したキッチンカー6台も披露された。カツオの顔をかわいらしくデザインした、青やピンク、オレンジなどのキッチンカーに子どもたちも興味津々だった。同青年部の山内昌則部長は「カツオブランドを復活させたい。今後は、キッチンカーの名前も公募し、PRしていく」と語った。
 夜市は来年1月12、13日も渡久地港で開催される予定。

カツオを使った料理を購入する人々=22日、本部町の渡久地港
カツオがデザインされたキッチンカー