【アメリカ】国吉会長が就任 北米県人会 新体制スタート


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北米沖縄県人会新役員の宣誓式=20日、モンテベローのゴルフコース・クワイエットキャノンレストラン

 2013年度北米沖縄県人会の役員就任式が20日、米ロサンゼルスの隣接都市モンテベローのゴルフコース・クワイエットキャノンレストランで600人が参加し、盛大に行われた。ロサンゼルスのほとんどの県人会や日系団体は11月に会員総会を開いて新役員を選出し、1月か2月に役員就任式を行う。

 新役員就任式第1部の司会はフルヤ・ハリエットさんが担当した。呉屋君子北米沖縄県人会長が「皆さんのご協力のおかげで2年間会長職を全うできました」と2012年の理事・役員に感謝の意を述べた。
 表彰式ではマンオブザイヤーにエドワード・神谷さん、ウーマンオブザイヤーにジョーン・大城さんが選出され、沖縄県人会やロサンゼルス市、ガーデナ市より表彰状が授与された。またボランティアに励んだ3人が表彰された。その後13年の役員・理事・各部の部長約30人が紹介された。
 国吉信義新会長は就任のあいさつで「沖縄県人会は北米本土で最大の県人会組織で活発であること、ユイマール(相互扶助)精神にたけ、沖縄の文化・芸能の継承と普及に努力、ウチナーンチュ・アイデンティティーを重視して今日の北米沖縄県人会を築き上げた。その努力は今後も継続していきたい」と強調した。過去の沖縄県人会長が紹介された後、来賓の南加県人会協議会の岩下寿盛会長と南加日商の青木義男会頭が代表してあいさつした。続いて、ヘビ年生まれの会員、新旧両会長と来賓が鏡開きし、泡盛で乾杯した。
 第2部はノリコ・チャングさんとジュリアン・イーリーさんが司会、琉球舞踊、民謡、空手、くじ引き抽選などの余興、カチャーシーに興じ、最後は参加者全員で輪になり芭蕉布を合唱した。(当銘貞夫通信員)