【アメリカ】琉舞や民謡で華やか新年会 ワシントンDC沖縄会


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 ワシントンDC沖縄会の新年会が20日、米バージニア州の郊外で行われた。金城翔太さんの司会で会が進行し、同会の真栄城美枝子会長が「グスーヨーチューウガナビラ、イイ正月デービル」とあいさつし、乾杯の音頭を取った。

ステージでは晶子・クリフォードさんと今日子・デナードさん、太鼓のギャーリー・ウィリアムスさんが地謡となり、もも・プロクターさんが「かぎやで風」を舞った。
 続いて今日子・デナードさんが八重山の歌を披露。5歳のマヒュー・ストークス君はバイオリン演奏とアメリカの国家を独唱した。ヘレン・山田さんと娘きみこちゃん5歳の母子による「小浜節」も披露された。地謡は譜久原絹子さんと京子・マーシャルさん、ヘレンさんの息子2人が務めた。会場の笑いを誘ったのは、二人羽織コンビ4組によるラーメンとクリームの食べ比べ競争。
 千恵子・ウィリアムスさんと久子・オーラーさんの三線で会場はカチャーシーで盛り上がった。2013年の役員も紹介された。
 ことしの新年会のまとめ役の厚子・ラッセルさんは逸子・アサトさんはじめ、その他のボランティアと共に場所探しから舞台裏の準備に尽力した。初参加者に気配りするために「I am new」の名札を作り、声掛けできるようにした。春の30周年祝賀会に向け、実行委員会は初参加者を歓迎するチームをつくることも課題としている。
 (鈴木多美子通信員)