大谷選手チバリヨー 在沖岩手県人会が激励


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
大谷翔平選手を囲み笑顔の美らめんこい会のメンバーら=2日、国頭村のくにがみ球場

 岩手県出身のプロ野球日本ハムファイターズの大谷翔平投手を応援するため、岩手県出身の沖縄在住者ら約80人でつくる「在沖縄岩手県人会美らめんこい会」(目時(めとき)進会長)が2日、2軍キャンプ地の国頭村のくにがみ球場を訪れ、大谷投手を激励した。

この日は同会のメンバー7人が県内各地から集まり、大谷投手の練習を見学。「チバリヨー」とスタンドから声援を送った。休憩時間に同会メンバーは大谷投手と対面し花束と「岩手の日本のそして世界の星になれ!!」と書いた色紙を贈った。
 東日本大震災で岩手県は大きな被害を受けた。同会メンバーは、家族なども多くが被災したため、大谷投手の活躍に復興の思いや希望を重ねて激励した。練習のわずかな合間に対応した大谷投手は「頑張ります」と汗を拭いながら語った。
 沖縄に住んで約40年という島袋信子さん(62)=名護市=は「日ハムの応援で毎年北海道にも行っている。活躍してほしい」と興奮した様子で語った。