介護2級31人認定 本部高校福祉コース


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訪問介護員2級に認定された高校生ら=1月30日、本部高校

 【本部】本部高校(比嘉良徳校長)普通科に設置された基礎福祉コースの2、3年生31人に対する「訪問介護員2級」の修了証書授与式が1月30日、同校であった。

介護の担い手となることが期待される高校生らは「信頼される介護士を目指す」などと意欲を語った。
 訪問介護員2級は、身体介護・家事援助をするのに必要な資格。4日間の実習を含め、法律で定められた130時間の講座を受けた生徒を校長が認定し、県に登録された。
 本部町内で介護施設を運営し、講師を務めた西平一さんは授与式で「本部町で65歳以上の高齢者率は25%。今後福祉の仕事は県全体でも増えていく。やりがいのある仕事であり、皆さんの人格形成にもよい影響を与える仕事だ」と強調した。
 生徒を代表して平得珠里さん(3年)は「今日を出発点と捉え、介護職員として頑張りたい」と決意を述べた。渡久地託摩君(同)も「人と関わる仕事がしたくて福祉コースを選んだ。将来は信頼される介護士を目指す」と話した。