【東京】県は2012年度泡盛域外出荷拡大支援事業として、11日から千代田区の新丸ビル7階で「TOKYO泡盛WEEK」を開催している。17日まで。
イベントは通称「丸の内ハウス」と呼ばれる7階フロアで開かれている。和食、洋食、中華、イタリアンの飲食店9店舗がそれぞれ1週間の限定メニューとして、泡盛オリジナルカクテルとそのカクテルに合う料理を提供。さまざまなイベントを通して、琉球泡盛の市場拡大を図る。
12日夜は同ビルの飲食店「SO TIRED」で、オープニングイベント「泡盛カクテルパーティー」が開かれた。東京メトロ発行のフリーペーパー「メトロミニッツ」の読者を対象に参加者を募集。500人の応募者の中から抽選で25~35歳の男女約100人を招待した。
パーティーでは、泡盛を使用したカクテル5種類や水割り、料理が振る舞われ、参加者は三線演奏などの音楽を楽しみながら、泡盛の魅力を満喫していた。
県商工労働部商工振興課の瑞慶覧桂太主査は「飲み口がきついとか、沖縄の料理にしか合わないというイメージを払拭(ふっしょく)するのが目的。女性や若い世代に泡盛を親しんでもらい、購買につなげたい」と話した。
13日には琉球泡盛47酒造所による無料試飲会、14日には泡盛マイスター協会による泡盛カクテル講座(各回15分で計5回)などがある。