母子健康の支援拠点 「未来センター」落成


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県助産師会が開所する「母子未来センター」=11日、沖縄市中央

 【沖縄】県助産師会(桑江喜代子会長)は11日、沖縄市中央に完成した出産・子育ての総合支援施設「母子未来センター」の落成式を開いた。14日に開所する。

同センターは助産師の活動拠点として、妊娠・出産だけでなく、子育て電話相談や思春期相談、性教育講座なども行う予定だ。
 同センターは、市中央の沖縄商工会議所隣にある「働く婦人の家」跡地に建てられ、敷地面積1312平方メートル。妊婦健診などを行う外来施設のほか、赤ちゃんとお母さんが一緒に過ごせる個室5部屋や、できるだけ自由な体勢で産むフリースタイル出産のための分娩(ぶんべん)室などが用意されている。
 11日の式典には、東門美津子沖縄市長らが参加し、女性の総合的健康支援施設の落成を喜んだ。
 桑江会長は「地域の中で女性や子どもの健康を支援できることが大事。女性や家族が安心して赤ちゃんを産み育てられるよう、支援していきたい」と語った。
 問い合わせは(電話)098(938)1103。