巨人、沖縄キャンプ入り 日本一セレモニーで祝う


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翁長雄志那覇市長らから贈られた記念品を手に笑顔を見せる選手ら=13日、沖縄セルラースタジアム那覇

 プロ野球の巨人が13日、2次キャンプを行うため沖縄入りした。同日午後2時、昨年の巨人の日本一を記念したセレモニーがキャンプ地となる沖縄セルラースタジアム那覇で催され、グラウンドに勢ぞろいした選手らへ、集まった多くのファンが大きな声援を送り、優勝を祝った。

 沖縄セルラースタジアム那覇のスコアボード上に、チャンピオンフラッグが初めてはためいた。
 開催地を代表し、翁長雄志那覇市長は「日本一に輝いた巨人を迎えることができ、大きな喜びを感じる。キャンプの成果をペナントレースでいかんなく発揮し、今年も日本一を獲得してほしい。チバリヨー、ジャイアンツ」とたたえた。那覇市、読売巨人軍那覇協力会、県は記念品としてかりゆしウエアや市の魚マグロ、飲料などを贈った。
 原辰徳監督は昨年の日本一について「沖縄の温暖な気候、優しい人柄、情熱のたまものだったと思う」と振り返った。その上で「死に物狂いのキャンプが行われる。連覇に向け、沖縄でしっかり準備して、連覇目標に頑張りたい」と決意を新たにした。
 巨人軍主催のオープン戦は23日に広島戦、24日に楽天戦の2試合が沖縄セルラースタジアム那覇で開催される。【琉球新報電子版】