復興期の北部 懐かしく 来月、東村で写真展


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 【東】1950年代を中心に戦後復興期のやんばるを切り取った写真展「笑顔が戻ってきた日in東村」(主催・東村教育委員会、東村立山と水の生活博物館)が3月1日から同博物館で開かれる。

 写真を提供したNPO法人琉米歴史研究会の喜舎場静夫理事長は「やんばるでは初めての写真展。失われた美しい風景を子どもたちに見てもらいたい」と話している。
 今回は金武町、恩納村以北の写真350~400点を展示する。名護十字路や国頭村など場所が分かるものもあるが、参観者に年代や場所、人物に関する情報も募る。
 写真展はツツジ祭りに合わせて開催され、来館者には英語の絵本をプレゼントする。入場料大人200円、子ども100円。月曜日休館で午前10~午後6時。
 伊集盛久村長は「よみがえる風景に時代ごとのイメージも出てくるだろう」と期待した。(写真はいずれも琉米歴史研究会提供)

1950年代とみられる名護十字路
国頭村との説明がある集落
湧き水のそばで遊ぶ子どもたち(場所不明)