国公立大2次入試は減り4・8倍 センター試験低迷影響も


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 文部科学省は20日、今春の国公立大2次試験の確定志願者数が昨年より5141人減り、48万9672人だったと発表した。募集人員に対する倍率は0・1ポイント減の4・8倍だった。

 主に後期日程の志願者が減少。大手予備校によると、センター試験の平均点が例年より低迷したため、後期日程への出願をためらう受験生が多かったとみられる。
 国立大(82大学372学部)の志願者は35万8974人で倍率は0・2ポイント減の4・4倍。公立大(79大学171学部)は13万698人で横ばいの6・4倍だった。学部系統別では、理工系の倍率が0・1ポイント増の4・6倍となった。
(共同通信)