饒波川沿い 桜並木に 地域団体が苗30本を植樹


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饒波川沿いにカンヒザクラを植樹する参加者=17日、豊見城市饒波

 【豊見城】饒波川沿いを桜並木に―。豊見城市の饒波自治会(嘉陽宗男自治会長)は17日、同市饒波の尚敬橋付近の同川沿いにカンヒザクラ30本を植樹した。

同区民や饒波川をきれいにする会(山田有(たもつ)会長)、饒波川に桜を植える会(本部朝幸会長)の会員など40人が参加。宜保晴毅市長も駆け付け激励した。
 植樹は豊見城市市民団体活動支援事業として市から30万円の助成を受けている。
 2010年、12年と「桜を植える会」が同川沿いに桜を植えており、今年から同自治会が主体となり、「きれいにする会」「桜を植える会」と連携して、取り組むことになった。
 植樹を前に行われたセレモニーでは嘉陽自治会長が「これまで『きれいにする会』『桜を植える会』が地道な活動をしてこられた。今後連携して取り組み、饒波川を元のきれいな川に戻し、子や孫たちにつなげていける出発点にしたい」とあいさつ。
 山田会長も「市民が饒波川に親しみ、憩いの場、散策道として活用できるよう協力したい」と話した。
 参加者は同川沿い100メートルにわたってカンヒザクラを植えた。今後全長5・7キロの饒波川の豊見城市を流れる約3キロにわたって桜植樹と美化作業を展開する。