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【名護】県立名護商工高校電建システム科建築技術コースの3年生7人が、課題研究として介護老人保健施設「桃源の郷」(名護市)の依頼を受け、リハビリ器具などを製作した。8日に生徒らが桃源の郷を訪れ、贈呈式が催された。
製作したのは、歩行リハビリ運動器具と肋木(ろくぼく)(体操器具)、ラティス(格子)の3種類。施設のベンチの修復もした。
生徒を代表して、玉城匠喜(なるき)君は「とてもいい経験になった。皆さんに使ってほしい」とあいさつ。小禄健夫校長は「心を込めて作ったのでぜひ活用してほしい。リハビリにお力添えできればうれしい」と話した。
桃源の郷の比嘉富士雄事務長は「高度な技術に驚いた。大いに活用したい」と感謝。利用者の東江良盛さん(73)は早速、歩行器具を使い「みんな喜ぶと思う。また歩けるよう頑張りたい」とほほ笑んだ。