【アメリカ】歌三線で新年会 ペンサコーラ県人会100人


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「浜千鳥」を踊る会員。1歳半のライダー君(右端)も踊りだし盛り上がった=米フロリダ州

 モクレンの花や椿の花が満開、台湾桜と呼ばれている沖縄のヒカンザクラやツツジの花が咲き始めた2月2日、米フロリダ州ペンサコーラ沖縄県人会(シィ松川まり子会長)の新年会(旧正月祝い)がシニア・センターで行われた。

 地元のフロリダ州、アラバマ州、ジョージア州、ミシシッピー州の会員や家族、友人ら100人が集まった。前回の新年会からことしの間に、4人の県出身者の女性が亡くなり、また県出身者のご主人を亡くすという、悲しい出来事があった。どこかいつもより華やかな気持ちになれなかったが、踊りや三線、空手、ゲーム、太鼓、カチャーシーなどを楽しんだ。
 ウチナーンチュ自慢の一品料理の持ち寄りは懐かしく、それに、ピザ、ハム、チキンなども加わり、楽しい会食の時であった。
 今回は遠くネバダ州ラスベガスから来たお客さんが「さまざまな県人会の新年会に参加したが、ペンサコーラの新年会は家族的で一番良かった」と褒めた。
 カチャーシーの後、帰りにはサーターアンダギーをもらい、ご苦労さん、来年また会おうねと約束し散会した。(和子ラッセル・フロリダ州ペンサコーラ元県人会長)