宮良小65人が新聞作り学ぶ 新報記者が出前講座


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新聞作りや、記者の仕事などについて学ぶ児童ら=26日、石垣市立宮良小学校

 琉球新報記者による出前講座「おでかけりゅうPON!」が26日、石垣市立宮良小学校(小浜美佐子校長、児童数119人)で開かれ、4年から6年までの約65人が新聞作りや、記者の仕事などについて学んだ。新報移動編集局「石垣ウイーク」の一環。

 NIE推進室の大城三太記者が「小さいころから文章を書くのが好きだったことや、沖縄の基地問題と向き合うために記者を志した」と話し「文章を書くことは自分を表現する大切な手段になる」と伝えた。
 同推進室の普久原均室長は新聞の特徴に触れ「結論や重要なことが最初に書かれている」「見出しの大きさがニュースの大きさを表している」と説明。「見出しや写真を先に眺め、興味のある記事を前から順序よく読み進めればよい作りになっている」と話した。
 6年の常深(つねふか)欣也(きんや)君(12)は「地元の話や、身近なニュースがたくさん載っているのが新聞の魅力だ。細かい部分まで取材しているし、自分のペースで読めるのもいい部分だ」と話した。